●クレジットカード【Credit Card】
日本とアメリカで大きく違う点の一つとしてクレジットカードの存在が挙げられるでしょう。日本では買い物をする時は現金を持ち歩くのが普通ですが、アメリカではクレジットカードを使用する場合が多いです。クレジットカード以外で買い物をするならチェック(銀行の小切手)を使用しますから、あまり現金を持ち歩くことはしません。
おそらく日常生活の中で買い物をする時にクレジットカードが使えない場面というのは、ほとんど無いと言っても過言ではないと思います。ガソリンスタンド、ファーストフード、スーパーでの買い物、オンラインショッピング、公共料金など支払いに際してはクレジットカードが一枚あれば大抵は事足りてしまいます。
ただ、留学生は自分の学校の外での就業は認められていないので安定した収入がありませんからクレジットカードは簡単に発行されません。しかし、銀行口座を開設するとデビットカードは使えるようになるので、ショッピングなどの際にはそれを持ち歩くといいでしょう。
念のためにクレジットカードを持っておきたいというのであれば、シティバンクの活用法を知っておくといいでしょう。(詳しくは⇒コチラ)
●デビットカード【Debit Card】
上でお話したとおりデビットカードは銀行口座を開設すると発行してもらえます。デビットカードを使って買い物をすると、その代金が自分の口座から即日引き落としされます。たまにデビットカードとクレジットカードを混同している人がいますが、これらはまったく別物です。デビットカードをいくら使っても、この後に説明するクレジットヒストリーには何ら関係ありません。

●クレジットヒストリー【Credit History】
アメリカで暮らす上でクレジットヒストリーというのは非常に重要になってきます。これは何を表しているかというとヒストリーという位ですから”歴史 / 歴”のことです。つまり、クレジットカードで買い物をした時に毎月の支払いを滞りなく行っているかどうかという記録のことなのです。
自分が支払い能力以上の買い物をしてしまいカード会社にお金を返済できなければ悪いヒストリーが残りますし、きちんと毎月の支払いをしていれば良いヒストリーが蓄積されていきます。要するに経済的な信用度と言えるでしょう。
このクレジットヒストリーは、例えばアパートや家の契約や車など高額な買い物をローンを組んで買う時の利息などにも関わってきます。短期的な滞在になる留学生の場合はヒストリーが関係ないと思われがちですが、例えばアパートの賃貸契約を結ぶ際にヒストリーがないという理由でデポジット(敷金のようなもの)を多めに要求されることがあるかもしれません。