
アメリカへの留学に限りませんが、留学の目的や期間によって多様な選択肢があります。代表的なものとしては短期語学留学、大学留学、大学院留学、インターンシッププログラムなどが挙げられます。
●語学留学
アメリカで英語力を集中的に身に付ける方法として代表的なのが語学学校への留学でしょう。選択肢としては私立の語学専門学校、大学付属のESLなどがあります。大学への進学を考えている人で入学条件を満たすためのTOEFLのスコアが足りないという人は、大学付属のESLから始めることになります。ちなみにESLはEnglish as a Second Languageの頭文字をとったものでアメリカ国外から来た英語を母国語としない留学生向けの基礎英語プログラムです。
●大学、大学院留学
大学、大学院留学は自分がより勉強を深めたい分野について学ぶ為のものです。たまに新聞や雑誌でみかける世界の大学ランキングを見れば一目瞭然ですが、日本の最高学府東京大学よりも上にランク付けされている大学はアメリカ国内にいくらでもあります。また日本の大学には設けられていないような学部もあるかもしれません。自分が何を勉強したいのか日本国内に限定せずに視野を広げてみるのも良いかもしれませんね。ほとんどの場合、アメリカの大学や大学院への入学条件を満たす為にはTOEFL(トフル)というテストを受ける必要があります。
詳しくは・・・アメリカの短大への留学 / アメリカの大学への留学 / アメリカの大学院への留学
●インターンシッププログラム
企業の従業員として働くことで就労経験をするもので一定期間語学学校などに通い語学力を向上させた上で、短い場合は1ヶ月、長くても3ヶ月程度の就労経験を体験的に行うというものです。学校での勉強の後、現地企業での就労経験を積むことができるので、ビジネス現場での英語に触れることができ、語学留学とは違う様々な経験を積むことができるため人気です。但し、短期間で経験的に行うインターンシップのため企業内での役割や仕事内容などはかなり限定されたものになるでしょう。