よほど短期間の留学でない限りは現地で銀行口座を開設した方が便利です。日本からの送金を受け取る為にも現地の銀行口座が必要です。その他、現金をあまり持ち歩かない為にも普段の買い物で使用できる小切手やデビットカードも銀行口座を開設すると利用出来るようになりますから安全で便利です。
銀行を選ぶ祭には、学校の敷地内に設置されているATMの銀行や住む場所の近くのスーパーに支店のある銀行などを観察してみるといいでしょう。銀行の規模も参考になるでしょうが留学したばかりなら交通手段なども限られているでしょうから利便性を重視した方が良いかもしれませんね。
銀行口座の開設には以下に示すような書類等が必要になります。
1.身分証明書
写真入りの身分証明が必要です。2種類の写真入り身分証明書を念のため用意しておきましょう。代表的なものとしてはパスポート、学生証、運転免許(Driver’s license)などがあげられます。
2.現住所を示す書類
自分の住所を証明する書類が必要です。自分宛に届いた住所の記載がある郵便物などを持っていくのが一般的です。ホームステイの場合はホストファミリーと一緒に口座開設を行えば間違いないでしょう。学生寮に入寮する場合は寮の契約書などを持参しましょう。
3.Initial Deposit (最初に預け入れるお金)
銀行口座を開設する際に口座に入金するお金です。
4.その他口座開設時に必要なもの
・ PIN(暗証番号)
暗証番号のことを一般的にPIN(Personal Identification Number)と言います。
・ Mother’s Maiden Name
銀行口座開設時に自分の母親の旧姓(Mother’s Maiden Name)を聞かれます。これは例えばテレフォンバンキングの時などに本人確認のためのパスワードのような役割を果たします。
■銀行口座を開設するに当たっての予備知識
口座の種類
1.checking account(当座預金口座)
授業料や公共料金の支払いなどは小切手(Personal Check)で行うのが一般的です。小切手を振り出すためにもchecking accountは必須となります。また日常の買い物などでもアメリカでは大きなお金を持ち歩く代わりに小切手を使用します。
2.saving account(普通預金口座)
日本の普通預金口座と同様に出し入れ自由の口座です。一定の期間お金が入っていると利子が付きます。
※銀行の中には社会保障番号(Social Security Number)を口座開設の際に要求してくる場合がありますが、殆どの場合において留学生だから社会保障番号を持っていないと言えば問題ありません。
※※海外送金の方法 ⇒ アメリカに生活費などを仕送りする方法