国民健康保険(略称 国保)について

  国民健康保険(略称 国保)は主に、会社を退職して無職となった人(社保の扶養に入った人は別)や、被用者(サラリーマン)保険に加入することのできない自営業者、パートやアルバイト・職業が無いの人や家族が加入する保険のことです。これがあるおかげで私達は病気や怪我などで医療機関を利用する際に保険証を提示すれば医療費の自己負担額が3割程度で済むのです。

 さて、アメリカへ長期間(一年以上)留学する人は転出届を住んでいる所を管轄する役所に提出するというお話を他の記事でしました。そこでお話したとおり転出届を提出すると国民健康保険の支払い義務がなくなります。転出届の提出によって日本での住民登録を一時的に取り消すことになり国民健康保険は任意加入となります。

 任意加入ですから加入しないという選択肢もあります。その場合は国民健康保険の保険料を留学中に支払わずに済みます。逆に留学中に任意で加入することもできます。その場合は留学中に支払った医療費を国民健康保険が7割負担してくれます。

 例えば、留学先でのケガや病気で病院に行って医療サービスを受けた場合、まずはそれを全額自分で支払います。その後、帰国したときにそのレシートを市区町村役所の国民健康保険に提出して、治療費請求手続きをすることになります。
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