アメリカ留学にかかる費用は、留学先の地域や学校の種類、生活環境によってまったく違ったものになるので一概には言えません。例えば生活費の高いカリフォルニア州サンフランシスコであってもルームシェアをして住居費を抑えられますし、バスによる公共交通網が発達しているので車を所有しなくても生活に支障はありません。一方、田舎町の大学へ留学すると生活費を抑えることができますが、日常生活において車が必須という事になれば車両購入代金や自動車保険、ガソリン代や修繕費などの維持費が発生します。そういったことも全て含めて留学先を絞る必要がありそうです。ですからここでは費用の詳細ではなく大体の目安とその内訳についてに留めてお話したいと思います。
アメリカの大学に留学した場合の1年間あたりの留学費用の目安は、都市部でおよそ300~450万円、地方都市で250~350万円くらいと言われています。この費用の内訳としては出願料、授業料、教科書等の教材費、生活費、医療保険料、交際費、交通費、渡航費などが含まれます。

●学費 (授業料、教科書代、教材費)
●生活費(住居費、食費、光熱費、水道料金、電話料金、インターネット等)
●交際費(外食等、その他レクリエーション)
●交通費(バス、車、車のガソリン代、車の保険料等)
●申請料(入学出願料、パスポート、学生ビザ等)
●受験料(TOEFL、GRE等)
●渡航費 (航空チケット代)
●海外旅行傷害保険料
●為替相場の変動での差額
※当サイトではお薦めしていませんが、参考までに留学の手続きを民間の留学機関に依頼する場合の費用をざっと調べてみました。留学機関によってまちまちですが20万~300万程度かかるようです。留学する為の手続きに支払う位なら、手続きなどは自分で行い、その分を学費や生活費の予算にあてた方が有意義な留学生活が送れるのではないでしょうか。