
願書や必要書類が全て届き、見事入学の許可が下りると学校側から合格通知と共に入学許可証が届きます。これがI-20ABです。多くの場合、願書提出締め切り日が過ぎてから送られてきます。
けれども、必ずしもそうとは限りませんので返事が遅いような場合は、すぐに学校へ問い合わせをしてみましょう。早めに確認するのが一番です。ただし、合格通知は海外郵便で送られるため遅れる場合もあります。学校の規模によっては願書提出締め切りから1ヶ月以上も経ってから送付されてくることもあります。
I-20ABが届いたら、まずは内容を確認しましょう。名前、住所、学校名、専攻科目、有効期限を確認します。記載内容に間違いがあれば、すぐに学校へ問い合わせて再発行してもらう必要があります。この書類は後に説明する学生ビザの申請時に必要な書類なので見落としが無いようにしましょう。
この時に一番注意して確認すべきなのが5番の『The student is expected report the school no later than_____ and complete studies not later than _____.』という部分です。下線の部分に日付けが入っていて最初の日付けは『学校の事務局へ行かなければならない日の最終期限』です。(この日から数えて30日前から渡米が可能になります。)2番目の日付けは『この日までに卒業すること』としています。もし、それぞれの日付の条件を満たせそうになければ、学校へ報告をして再発行をお願いすることになります。
それらの確認が全て完了し、間違いも無ければ一枚目の一番下に自分のサインとサインした日付を書きます。18歳以下の人の場合は、サインの下に保護者のサインと住所、サインした日付を書いてもらいます。
※合格通知やI-20と一緒にSEVISシステムの案内書が同封されて送られてきます。案内にしたがってSEVIS費用の支払いや、いよいよ学生ビザの申請へと進みます。