アメリカの大学の学期制

学期制とは

日本の大学の多くは1年ごとの単位取得制を取っており、通常、1科目を通年で履修します。前期だけ、あるいは後期だけといった科目は殆どありません。その点アメリカの大学は非常にフレキシブルで、学期ごとの単位取得制になっており、それぞれの学期を独立させて1学期ごとに単位を取れる仕組みになっています。つまり、どの学期からでも自分の新学期を始められるので、1年に何度も入学申込みの機会があります。(大学によっては、多くて4回、少なくて1回の入学チャンスがあります。)また必要単位を満たせば、どの学期でも卒業することができます。

●2学期制【Semester】
秋学期【Fall Semester】と春学期【Spring Semester】が主な学期で、夏には短期クラス【Summer Session / Summer Term】がある大学も多くあります。
秋学期:9月~12月、春学期:1月~5月 +夏期:5月~8月

●3学期制【Trimester】
秋学期【Fall Trimester】、冬学期【Winter Trimester】、春学期【Spring Trimester】があります。
秋学期:9月~12月、春学期:1月~4月 +夏期:5月~8月

●4学期制【Quarter】
秋学期【Fall Quarter】、冬学期【Winter Quarter】、春学期【Spring Quarter】、夏学期【Summer Quarter】があります。
秋学期:9月~11月、冬学期:12月~2月 春学期:3月~5月+夏期:6月~8月

※夏期は、サマ-セッションまたはサマ-タ-ムとよばれ通常は夏休みとなります。この夏の短期クラスを履修するかどうかは学生の判断に任されている場合がほとんどで、履修しない場合は約3ヶ月間の長期休暇が楽しめます。逆に足りない単位を補おうとする学生や、早く卒業しようとする学生にとって、この夏学期をうまく利用すれすることで遅れを挽回したり、学位を短い期間で取得できる機会になります。

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