カテゴリー別アーカイブ: アメリカ留学 手続き編

パスポート その他の手続き(更新等)

■パスポート(旅券)の更新(切りかえ)
パスポート(旅券)の更新(切りかえ)の手続きは有効期限からさかのぼって1年前から可能です。新しい旅券の発給は申請から1週間程かかります。必要書類は以下の通りです。

●必要書類
1. 一般旅券発給申請書 … 1通

2. 戸籍抄本または戸籍謄本 … 1通
・申請日前6か月以内に発行されたもの。
戸籍上の変更がない場合、在留届を提出していれば省略可能です。

3. パスポート用の写真 … 2枚 縦4.5cm×横3.5cm
・申請者本人のみが撮影されたもの
・提出の日前6か月以内に撮影されたもの
・縁なしで左記画面の各寸法を満たしたもの
・無帽で正面を向いたもの
・背景(影を含む)がないか若しくは薄いもの
・上記の規格を満たしていても、ご本人であることがわかりにくい写真はパスポート用写真として不適当です。

4. 現在所持しているパスポート(旅券)

5. 永住者はグリーンカードの原本(提示)
■パスポート(旅券)の有効期間が切れてしまった場合
新規にパスポート(旅券)の発給を受けることになります。上に記した書類に加えて、必ず申請日前6か月以内に発行された戸籍謄(抄)本の提出が必要となります。

■パスポート(旅券)の紛失・盗難等の場合
総領事館より新しいパスポート(旅券)の発給を受ける必要があります。なお、新しいパスポートの再発給を受けた場合は、発給後に旅券が見つかっても既に失効しているため使用できませんので注意しましょう。更新の際に必要な書類に加えて必要な書類は以下の3点です。

1.紛失一般旅券等届出書 … 1通
2.警察届出書の証明書
3.写真付きID(日本、またはアメリカの運転免許証や学生IDなど)

■帰国のための渡航書
有効期間を過ぎてしまったパスポートを所持していたり、紛失・盗難している時に緊急で帰国しなければならない、というケースもあるかもしれません。その際に再発給を受けている時間が無い場合は総領事館で『帰国のための渡航書』の発給を受けることができます。

■パスポート(旅券)の記載事項に変更が生じた場合
結婚などにより姓、本籍等が変わった場合には、記載事項の訂正を行うことになります。所有するパスポート(旅券)に一般旅券訂正申請書1通のほか、変更後の戸籍謄(抄)本を添えて総領事館に申請しましょう。

■パスポート(旅券)の査証欄に余白がなくなった場合
旅券の査証欄に余白がなくなってしまった場合は、パスポート一冊につき1回に限り、査証欄のつぎたし(増補)が可能です。また、この増補申請は、新規申請または更新申請の際に同時に行うことも可能です。

在留届の提出

 あなたが留学の為にアメリカに住居を定めて3ヶ月以上滞在することが分かっている場合には、到着後すみやかに最寄の日本の在外公館に『在留届』を提出しなければなりません。これは旅券法という法律に定められており、この届出を怠ると緊急事態の発生などに際して連絡がつかず、日本の在外公館による迅速かつ適切な保護や援助が受けられないことがあります。

 また、届出事項に変更が会ったり、在留国を出国する際にも必ず届け出るようにしてください。この届出は郵送、FAX、インターネット(http://ezairyu.mofa.go.jp)での受付も行っていますので必ず提出しましょう。事件・事故や思わぬ災害に巻き込まれた場合などに安否の確認、緊急連絡、救援活動、留守宅への連絡等が迅速に行えます。「海外で事故にあったのでは」といった留守宅からの安否問い合わせに対しても「在留届」があると早く確認できます。

クラスの登録(レジストレーション) -続き-

●クラスの登録(レジストレーション)の方法
 授業登録期間が決まっていますから、その期間内に速やかに授業の登録を済ませましょう。さて、具体的なレジストレーション(授業登録)の方法ですが主に2通りあります。1つは学校のアドバイザーと相談しながら登録をする方法で、もう1つはインターネットを使ってオンライン登録をする方法です。
 初めての留学なら、まずはアドバイザーと相談しながら登録する事をオススメします。アドバイザーに相談するにはアポイントメントが必要な場合もあるので、事前に調べておきましょう。また、オンライン登録の場合は学校のネットワークシステムにユーザーID(学生番号など)やパスワードを入力してログインしてから授業の登録を行います。
 授業の登録が完了したら支払期日内に授業料を支払いましょう。支払い期日を過ぎると追加料金が徴収されたり、自動的に登録した授業がドロップされてしまう事もありますので注意しましょう。

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●授業の追加とドロップ
 アメリカの大学では授業登録締切日が過ぎた後でも授業の追加登録が可能です。追加登録の締切日を事前に確認しておきましょう。また、追加とは反対に既に登録した授業を削除することも出来ます。一般的にはクラスをドロップするという表現を使います。ドロップが可能な期間も事前に確認しておきましょう。特にドロップの場合は授業料が返金されるものとされないものの2種類があるので注意が必要です。

・授業料返金アリ(With Refund)のドロップ
所定の期間内(学期が始まってから2,3週間位以内)にドロップすると授業料が返金される。
登録したクラスのレベルや他のクラスとの兼ね合いなどを考慮した上で今学期の履修を諦めるのような場合、この時期にドロップします。成績の欄には『W』がつきます。(GPAには反映しません。)
・授業料返金ナシ(Without Refund)のドロップ
所定の期間内(学期が終わる3,4週間前位)にドロップする場合に授業料は返金されない。
この段階でドロップする理由は成績、つまりGPAが下がるのを防ぐ為です。悪い成績を取るとGPAが下がりますから、学期の終わり頃までの中間試験やクイズなどの結果が思わしくない場合にわざとドロップする事でGPAに悪い成績が反映されないようにするのです。

●授業のRepeat(リピート)とIncomplete(インコンプリート)
 授業のリピートとは一度登録して履修し終えたクラスを、もう一度登録して勉強しなおす事です。専攻やトランスファー、大学院への進学を考慮してよい成績を修める必要があるクラスなどに再挑戦するような時にクラスをリピートします。
 一方、授業のインコンプリートとは、やむを得ない事情でクラスに出席できなくなったような場合、次学期にもう一度そのクラスを取り直すことです。成績の欄には『I』がつきます。インコンプリートが認められるには様々な条件があるのでアドバイザーに確認しましょう。